2013年 06月 13日
京都 大原 宝泉院
三千院、実光院、宝泉院の日本建築と庭園を見学し、日本建築の美しさを目と心にたっぷり吸収してきました。
今回、一番印象に残った宝泉院
地球太古の創世に遡り、その原初の海、宇宙を想像した庭園で底地の白川砂を敷き詰めた様子は海流水を思わせ夜半にその砂に月光が照り映えて、あたかも銀砂幽玄の世界がそこにあらわれます。(パンフレットより)
庭園の通路は竹をしならせ曲線を出していて流水が想像できる作り、高低差も積極的に取り入れ海底から空を思わせる魅力的な庭園でした。
宝泉院客殿 額縁庭園
柱と柱の空間を額に見たてて観賞する。竹林の間より大原の里の風情を満喫できる。庭の名前は盤桓園(ばんかん、立ち去りがたい意)と称する。(パンフレットより)
床から天井までの大開口を好んで設計してきた自分ですが改めて日本の建築の美しさにグッとくるものがありました。写真のように内部も自由に見学出来て、お抹茶とお菓子をこの客殿でいただけます。いろいろな場所に座り無言で見入る。ただ見入るの繰り返し。立ち去りがたい。また来よう。
近江富士を型どる樹齢700年の五葉松。京都市指定の天然記念物。京都市内にある3つの著名な松の一つ。70年ほど前に高浜虚子が無住寺の宝泉院を訪れ、 「大原や 無住の寺の 五葉の松」 と詠んだ。(HPより)
DEARCHITECT設計事務所
by dearblog
| 2013-06-13 20:52
| こだわり♪