こだわりのディテール ~シャープなラインの堀こたつ~

ボテっとしない、シャープで軽快なデザインを表現する。

いつも心がけている自分のデザインの根幹の部分のひとつです。

「横浜の家」では、堀こたつの框について研究。框(カマチ)とは素材の縁が切れる部分に廻す枠のことで、堀こたつの框とは、床(畳)と掘り下げる穴の部分との取り合い部分にあたります。

もともと框の役割は素材の縁を切り、別の素材をぶつけてキレイに納める為のものであり、性質上、端部になるので耐久性がありしっかりとしたものを框として使ってきました。
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これは建材大手のショールームで参考にさせて頂いた既製品の堀こたつ。
化粧の造作木材を框として使っています。

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こちらは以前手掛けた住宅。「浮遊和室」と題して間接照明を使い浮いたように見える畳空間をデザインした事例です。9mmのスチールを框として使い、日本和室には無いシャープなラインを作りました。

今回はこれを発展させて堀こたつをデザイン。
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スチールのLアングルを4方に廻し、框として表現。
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写真が分かりづらいですが、畳を守りながらシャープなラインがキラリと際立っているように見えます。
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ブラックに塗装して仕上りです。
畳も半畳縁無し畳(琉球畳)を使っているので畳が際立ち、余計なものを排除したシンプルなデザインとして空間を印象づけていると思います。
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これに呼応させるべく玄関の上がり框もスチールにて製作
通常は大きめの木材を使う部分ですが、ここも余計な要素を排除してシャープに演出。
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上手く納まりました。

ちょっとした事をさりげなく。コツコツとデザインを続けていきたいと思います。

ピンポイントのオリジナルデザインの堀こたつデザインも承っております。
下記リンクより、ご連絡ください。



DEARCHITECT設計事務所
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by dearblog | 2013-02-24 22:19 | 事務所紹介

伊豆生まれの建築家のブログです。別荘やデザイン住宅の設計をしています。