2011年 04月 11日
セルロースファイバーの断熱材
100%が古新聞や電話帳などのリサイクル古紙を微小に粉砕し綿状にした木質系の天然繊維断熱材でシックハウス等の有害物質を一切含まない断熱材です。
一般的に使われる、グラスウールの数倍から十倍の高密度に充填されて断熱材内部の空気は動くことが出来ないので、火災の炎すら侵入できないと言われています。
コストは一般的なグラスウールと比べると割高な事もあり、採用されるケースは少ないのですが、今回は断熱性能を優先してセルロース断熱材を採用しました。
充填している様子です。
セルロースをホースで圧そうしていきます。
しっかり充填されているかをチェク
たっぷり、ずっしり、充填されました。
もう少し、コストが抑えられれば採用に踏み切りやすくなるのですが、現状ではなかなか難しい部分でもあります。「住まう人が何を優先したいか」それに対する提案の引き出しをもっと増やしていきたいです。
DEARCHITECT設計事務所
by dearblog
| 2011-04-11 21:15
| 東京